仏壇・仏具の豆知識

墓じまいの基本ガイド

墓じまい=古いお墓を引越すこと

墓じまいとは【改葬】という、お墓を整理・移動する手段の1つで、遠くにある先祖のお墓(遺骨)をより供養しやすい場所に引越すことを言います。
遺骨の引越し先と供養の方法によって、大きく2つの形式があります。

 

 

1 お墓やお仏壇の引越し

古いお墓やお仏壇を整理して、新しいお墓やお仏壇に遺骨をお引越しすること。

お墓の引越しは法律で手続きが定められており、勝手に引越しすることはできません。
改葬のパターンによって費用や手続きも代わってくるので、専門的な知識が必要になります。

 

 

2 永代供養墓

現在のお墓やお仏壇からお寺や霊園の供養施設に遺骨をお引越しすること。

お寺や霊園で、永代にわたって日々のご供養と管理を行なっていく墓地が永代供養です。
様々な方々が同じ場所に安置されることから合祀墓(ごうしぼ)、合同墓とも呼ばれています。

 

改葬件数

少子高齢化と老人の孤立化が進むなか、近年全国の墓じまい(改葬)件数が急増しています。その数は平成25年で88,397件(※厚生労働省:衛生行政報告例統計表)。

 

墓じまいには専門的な知識はもちろん、法的な手続きや土木工事が必要になります。

お墓にも住所があり、移動するためには手間のかかる行政手続きが必要です。

さらに檀家であるご寺院様との手続き、墓石の供養・処分、新しい供養先の手続きなど、専門的なノウハウと工事が必要になります。トラブル回避のためにも専門家に相談しましょう。

 

 

誰にも相談せずに手続きを進めると、親族や業者とトラブルになる可能性も

実際に墓じまいを経験した17%の方が、親族や業者とのトラブルに遭遇したというデータがあります。
特に、業者から請求される「墓石解体費」などに、見積りとのギャップを感じたという例が多いようです…

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